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ブランズタワー豊洲の北西、なぜ「中低層」が人気なのか?

ブランズタワー豊洲の北西、なぜ「中低層」が人気なのか?

東京都

作成日:2026/03/12 15:03 / 更新日:2026/03/19 15:03

ブランズタワー豊洲(BTT)の購入を検討する際、多くの人が「タワーマンションなら高層階ほど眺望が良いはずだ」と考えがちです。

しかし、実際の居住者や検討者の口コミを深く読み解くと、北西向き住戸においてはあえて「中低層」を支持する声が目立ちます。

本記事では、スペック表の数字だけでは分からない、北西中低層が選ばれる理由と、見落としがちなバルコニー仕様の「落とし穴」について解説します。

1. 「高層=正義」が崩れる?北西中低層が支持される視覚的理由

1-1. 運河との近さが生む「水面との一体感」と日本庭園のような情緒

ブランズタワー豊洲の北西側には、豊洲公園と晴海運河が広がっています。竣工当時の2022年頃の口コミでは、この水面との物理的な距離の近さが、中低層階ならではの情緒を生んでいるとの指摘が多く見られました。

高層階からの景色が地図を俯瞰するような感覚であるのに対し、中低層階からは運河のきらめきや公園の緑がより身近に感じられます。この距離感が、単なる都市の景色を超えた、落ち着きのある住環境を演出していると考えられます。

2025/05/04 ブランズタワー豊洲、北西向き3LDK坪887万 人気方角にしては比較的に買いやすい値段 この眺望なら低層のが個人的に好み🎯 東京ガス再開発による眺望の影響も比較的に少なめかも🤔

また、北西向きは直射日光が入りにくい一方で、順光で景色を見るため、水面や対岸の建物が鮮やかに見えるという特徴があります。特に中低層では、この色彩豊かな景観が窓一面に広がるため、視覚的な満足度が高まりやすい傾向にあります。

一般的にタワーマンションでは低層階は敬遠されがちですが、BTTの北西側に限っては、逆にそれが景色を構成する重要なスパイスとなっているようです。

1-2. 透明バルコニー選択で決まる!室内から水面を見下ろす贅沢

北西中低層の魅力を語る上で、避けて通れないのがバルコニーの手摺り仕様です。BTTでは階数や住戸タイプにより、手摺り壁が透明ガラスのものと、乳白色(不透明)ガラスのものが混在しています。

インターネット上では、中低層階で眺望を重視するなら「透明バルコニー」が必須であるという意見が繰り返されています。乳白色の場合、リビングに座った状態では手摺りに視界を遮られ、肝心の運河が見えなくなってしまうリスクがあるからです。

2022/03/03 運河との距離を考えると、高層階は部屋から運河が見えなくなるので北西なら中低層透明バルコニーの方が人気でると思います

2022/03/03 確かに南は高層、北西は中低層(ただし透明バルコニー)が良さそうですね。

さらに、この仕様の違いは中古市場での評価にも直結しています。同じ間取りであっても、透明バルコニーの中低層階が、乳白色の高層階と同等の価格で取引されるケースも見受けられます。

「階数の数字よりも、室内から水面が見えるか」を優先する実需層にとって、透明バルコニーの中低層住戸は非常に希少性の高い選択肢となっているようです。

2. 高層階は運河が見えなくなる?スペック表では読めない視線の角度

2-1. 階数が上がるほど遠のく水面。高層階はスカイビュー、中低層はリバーサイドビュー

スペック表に記載された「眺望良好」という言葉には、実は2通りの意味が含まれています。一つは、遠くまで見渡せる開放感であり、もう一つは、特定の景観対象(この場合は運河)を捉える力です。

BTTの高層階は、都心のビル群や空を広く見渡せる圧倒的な開放感を誇ります。しかし、視線の角度が鋭角になるため、バルコニーの際まで近づかなければ足元の運河が視界に入りにくいという、タワーマンション特有の現象が発生します。

北向き住戸は順光で眺望が綺麗に見え、水辺が視界に入る15階付近が良い。

北西低層の3LDK(透明バルコニー)が11500万円で売りに出てますね 同じ間取り37階の部屋(乳白色バルコニー)と同じ価格ですがどうなんでしょう 階数をとるか部屋からの眺望をとるか

一方、15階前後の中低層では、室内でくつろいでいる状態でも視界の先に自然と水面が入ります。この「座っていても水辺を感じられるかどうか」という視線の角度の差が、中低層人気を支える隠れた要因です。

高層階が「スカイビュー」を主目的とするならば、中低層は「リバーサイドビュー」を主目的とする住戸と言えるでしょう。

2-2. 27階でも見える?階数とバルコニー仕様の組み合わせが鍵

一方で、「高層階からは運河が見えない」という評価に対しては、実情に即した補足も必要です。2024年のSNSの投稿を確認すると、27階付近の中層階でも十分に運河ビューを楽しんでいるという声が見られます。

27階程度の「ほどよい高さ」であれば、都心の夜景と足元の運河の両方を欲張りに楽しめる可能性もあります。ただし、やはりここでも手摺りが透明であるかどうかが、景観の質を左右する決定的な要素となります。

中古検討時には、単に階数を確認するだけでなく、「その部屋の窓から座った時に何が見えるか」という実体験に基づいたチェックが不可欠です。

3. 開発リスクを逆手に取る。北西が「実質的な永久眺望」と呼ばれる根拠

3-1. 南西を襲う再開発リスクと、北西の相対的な安心感

BTTにおいて、北西向きと並んで人気が高いのが南西向きのレインボーブリッジ・富士山方面です。しかし、南西側には「新豊洲エリアの再開発」という、将来的な眺望遮蔽リスクが常に付きまとっています。

インターネット上の口コミでは、南西向きの将来的な不確実性を嫌い、より盤石な景観が期待できる北西向きを高く評価する動きが見られます。北西側の対岸はすでに開発が進んだ晴海エリアであり、間に広い運河を挟んでいるため、お見合いのリスクが相対的に低いからです。

もちろん不動産に完全な「永久」はありませんが、少なくとも現状の周辺環境と用途地域を照らし合わせる限り、北西向きの開放感は他の方角に比べて将来予測が立てやすいという強みがあります。

この安心感が、長期的な資産価値を重視する購入層にとって、北西向きを選ぶ強力な動機となっています。

3-2. 東京ガス計画の白紙化?2026年最新情報

しかしながら、2026年に入りとあるニュースが話題となりました。新豊洲エリアで広大な土地を保有する東京ガスの再開発計画が、現時点で「大半が白紙状態」であることが報じられたのです。

これにより、懸念されていた大規模な建物による眺望への影響が当面の間は回避される可能性が高まり、南西向き居住者の間では安堵の声が広がっています。

計画が白紙であるということは、少なくとも2030年代前半までは現在の優れた眺望が維持される公算が大きく、周辺物件に対するBTTの優位性が一段と強まったと言えるかもしれません。

4. まとめ

ブランズタワー豊洲の北西向き、特に中低層が根強い人気を誇る理由は、以下の3点に集約されます。

* 水面との一体感:運河が間近に迫る中低層階は、高層階にはない情緒的な景観を楽しめる。

* バルコニーの仕様:透明ガラスの手摺りを選ぶことで、室内から運河を見下ろす贅沢が現実のものとなる。

* 将来の確実性:他の方角に比べ再開発による眺望遮蔽リスクが低い。

一方で、乳白色バルコニーの住戸や、極端な低層階でのゆりかもめの音など、現地を確認しなければ分からない細かな注意点も存在します。

北西向きを検討する際は、実際の視線の角度と、バルコニー仕様がもたらす住み心地の差に注目することが、満足度の高い購入への近道となるでしょう。

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